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2023年 1月 26
【女子大生の生理特集①】
3人に1人が気づいていない!?
~実態調査で明らかになる問題~
前編

 女子学生の声なき声や悩みを拾い、育て、社会や周囲の女子学生に向けて発信していく学生団体megaphONEと女性ライフステージブランドBELTAを運営する株式会社ベルタ(本社所在地:東京都港区、代表取締役:武川 克己)は、現役女子大生153名を対象に、「生理に関するアンケート」を共同実施いたしました。

 「約8割の女性が生理不順に悩んだことがある」「4割以上の女性が社会人になって生理痛が重くなった経験がある」など、社会人女性は生理に関してさまざまな悩みを抱えています。しかし、「生理異常は女性特有の病気のサインの可能性がある」ということはまだあまり知られていません。そこで私たちmegaphONEと株式会社ベルタは、今後数年以内に社会に飛び立つ女子学生が「学生のうちからでもできることはなにか」を模索しようと考え、生理に対する意識調査を実施いたしました。その結果、多くの女子学生が「自分の生理を正しく理解していない」ことがわかりました。 

今回は生理がテーマの調査第一弾・前編です。周期・期間に関する調査結果を公開します。  

 

【調査結果概要】

 

1.「生理周期や期間に異常を感じたことがある」と回答した女子大生のうちの63.2%が異常を感じても「いつも通り過ごしている(普段とは別の対策を取らなかった)」と回答

 

2.「生理周期に異常はない」と回答した女子大生のうちの49.4%が、生理周期の異常に気が付いていない

 

3. 「生理期間に異常はない」と回答した女子大生のうちの31.7%が生理期間の異常に気が付いていない

 

1 .生理の周期・期間の異常を感じても、63.2%の女子大生が「現状維持」を続けている

 生理の周期・期間に異常を感じたことがある人は68人(全体の44.4%,1-①)でした。そのうち、「いつも通り過ごしている(普段とは別の対策を取らなかった)人」は43人(63.2%,1-②)と高い数値となりました。

 「いつも通り過ごした」理由で多く見られたのは、「生活に支障がないから」と回答した人は30人(69.7%)や「自分に合った解決策が分からないから」と回答した人は13人(30.2%)(1-③)でした。この結果から、多くの女子大生が生理周期や期間の異常を問題視していない可能性が高いことがわかりました。

 

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2.「自身の生理周期に異常はない」と回答した人のうち、49.4%の女子大生が生理周期の異常に気づいていない

 「自身の生理周期に異常はない」と回答した人のうち、自身の現在の生理周期について「医学的な正常値『以外』の回答をした人」は42人(49.4%)でした。このことから非常に多くの女子大生が、「生理周期」を正しく認識していない可能性があることがわかりました。

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3.「自身の生理周期に異常はない」と回答した人のうち、31.7%の女子大生が生理期間の異常に気づいていない

 


 「自身の生理期間に異常はない」と回答した人のうち、自身の現在の生理期間について「医学的な正常値『以外』の回答をした人」は27人(31.7%)でした。「あまり気にしたことがない」と回答した人は25人(16.3%)でした。生理周期と同様に生理期間についても、女子大生が「生理期間」について正しく認識していない可能性が高いと考察することができます。

 

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 前編はここまでです。後編では経血量に関する調査結果と調査のまとめに私たちmegaphONEの考察を含んだ「megaphONEのこれから」を掲載します。近日公開予定です。お楽しみに!

〈調査概要〉

調査対象者:現役女子大生

大学区分:4年生大学(共学)、4年生大学(女子大)、短期大学(共学)、短           期大学(女子大)

調査期間:2022年2月24日〜2022年2月27日

有効回答者数:153

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